精密機器の宅配を依頼する方法|運んでもらうときの注意点は?

精密機器など持っていないから関係ないと思われるかも知れませんが、実は一般の人の家にも多くの精密機器があり、引越しの時などには注意知る必要があります。
代表的なものにパソコンとプリンターがあります。引越し以外でも単独で発送することも多く、安全に壊れないように梱包する方法を知っておかないと思わぬトラブルが発生してしまいます。

そこで、精密機器の梱包方法や注意する点、そして精密機器の宅配を依頼する方法や運んでもらうときの注意点をご紹介します。

精密機器の宅配に関する基礎知識

■精密機器とは?

精密機器は微細な部品を用いている機械装置のことで、精密機械とも呼ぶこともあります。

引越しにおいて精密機器と呼ばれる荷物は、パソコン(PC)、プリンタ、サーバー、カメラ、腕時計、ゲーム機などが挙げられます。
いずれも壊れやすく デリケートな品物であるために取り扱いに注意が必要で、特に衝撃や水分、ホコリ、熱などに弱いとされています。

■精密機器の梱包方法

精密機器の梱包方法としては、精密機器を気泡緩衝材などで包んだ上で運搬時に動かないようにします。
箱の底から、緩衝材、商品、緩衝材の順につめ、開いたスペースには関連商品をつめておき、サイズのあったダンボールに梱包します。
そして、ダンボールには運送業者の作業時にわかりやすいよう注意書きを記入したり送り状に記入する必要があります。

「精密機器在中」「精密機器につき取扱注意」「ワレモノ注意」「壊れ物注意」とあれば、運送業者は慎重に取り扱ってくれます。
「下積厳禁」とあれば、運送業者はダンボールの上に他の荷物を乗せずに運んでくれるのと、「この面を上に」「天地無用」とあれば、向きを変えずに運搬してくれます。
これらはわかりやすくハッキリと記入するか、それらが記入されたステッカーがホームセンターや100円ショップの引越し用品コーナーで売られているので、利用すると便利です。

パソコンは繊細な精密機械なので、本体よりもパソコンの内部のパーツが衝撃には非常に弱いのです。
購入時のパッケージに用いられているダンボールは丈夫で、梱包材もパソコンの形状に合わせてあるので、最も安心な梱包ができます。
パソコンを購入したら箱はそのまま置いておくのがもっとも安心です。

購入時の箱や梱包材画ない場合は、毛布やタオルなどで巻いて隙間に新聞紙などを使って隙間をなくすことで同様の効果が得られます。

精密機器の宅配を依頼する方法

■専門業者に依頼する

精密機器だけを運送したり、大型や重量のあるの機器のような場合には精密機器輸送の専門業者に依頼すると精密機器の輸送に熟練したスタッフが搬入、搬出、運搬するため安心できます。

また、衝撃や振動に備え、エアサスペンション装備のトラック(エアサス車)など専用車を使用する業者もあり、店舗でのパソコンの入れ替えやイベントで使用するためパソコンを一括輸送するなど、大量に商品を運送する際に便利です。
ただし、家庭用のパソコン単品ぐらいでは配送料が高くつくので一般の人は利用できない可能性があります。

■宅配便サービスを利用する

パソコンのような小型の機器ならば宅配便は安い価格で発送できますが、自力での厳重な梱包が必要になります。

精密機器用の宅配便サービスもある場合があるので、その場合は事前梱包が不要で、運送業者が専用資材を用意してその場で梱包してくれたり集荷してくれます。
自分で梱包する場合には、購入時のパッケージ一式が残っていれば、その通りに梱包すれば万全です。一般的なパソコンを送るにはもっとも安心な方法です。

■配送マッチングサイトを利用する

すぐに配達したい荷物がある場合、配送マッチングサイトを利用するのがおすすめです。
マッチングサイトは、荷物を運んで欲しい「荷主」と、荷物を運びたい「ドライバー」をマッチングするサイトのことで、必要な時に必要な量だけ荷物の配送を依頼できる新しい方法です。

中でも、軽貨物運送のマッチングサイト「軽のシゴトドットコム」がおすすめです。「軽のシゴトドットコム」では、精密機器などあらゆる荷物の急な運送に対応しています。

荷主登録することで、新着ドライバー情報から、ドライバーの所在地や希望売上のほか、経験年数、貨物保険の加入情報、車両の装備、夜間対応の可否などドライバーの情報が入っているので、仕事をお願いしたいドライバーを探すことが可能になっているので安心して仕事を任せられます。
また、経験豊富なドライバーからの直接の連絡を待つこともできますので精密機器が運送可能かどうか直接相談できたりしますので、まずは気軽に荷主登録しておきましょう。

■軽のシゴトドットコムをもっと詳しく

軽貨物だけの荷主とドライバー情報に特化した完全無料のマッチングサイトの「軽のシゴト ドットコム」は、軽貨物運送業者を見つけたい企業とドライバーを探している荷主と、荷物を運びたい軽貨物輸送のドライバーに必要な時に必要なだけ荷物の配送を依頼したり運ぶことができる仕組みとなっています。

荷主が仕事情報を掲載するには、荷主様登録をして荷主会員登録からログインすることで仕事情報を登録することが出来ます。まずは下記のURLから荷主会員登録してください。

精密機器の宅配を依頼する際の注意点

■データのバックアップを取る

パソコンやデジカメなどは重要なデータはバックアップを取る必要があります。
データを失うと自分自身だけでなく回りの人にも迷惑をかけることもあります。

方法としては、外付けハードディスク、USBメモリ、DVD-R、オンラインストレージなどにコピーしておくことや、クラウド上に保存することも有効です。
また、一般的な運送業者は保険に入っていますが、通常は内部故障は補償の対象外となっていて、データの消失は補償されません。

さらに、データの復元は、専門業者に頼んでもすべて復元できるとは限らず、復元できるとしても料金は高額になるので細心の注意が必要です。

■ケーブルなどの配線は取り外す

運送時の万が一の衝撃によるケーブル内の断線や接触不良など破損を防ぐため、ケーブルなどの配線は取り外し、別途梱包しておきます。
また、配線を外す前に写真をとっておくと、再度配線を行う際に間違えずにスムーズにできて、早く使うことが出来ます。

■電源を切っておく

パソコンに限らず、電化製品の場合は、画面が消えていても電源が入っているスリープ状態になっていることがあります。
スリープ状態で衝撃が加わった場合故障しやすいので電源を切っておくことも重要です。

このように細心の注意を払っておくことで、トラブルなどの事態を防ぐことが出来ます。特にデータはパソコン本体以上に注意する必要があります。

専用のダンボールを利用しよう

宅配便の業者には、パソコン専用のダンボールが用意されており、頼めば全て梱包してもらえますが、購入して自分で梱包することもできます。
通常のダンボールと異なるのは、特殊なフィルムで包み、箱の中で宙に浮かせて固定し、発送時の衝撃や破損から守ることです。

デスクトップPC本体やノートパソコン、タブレット、デジカメ、小型精密機器、モニターディスプレイ、など電化製品を保護することが出来ます。
梱包は集荷を頼むとセールスドライバーがその場で行うので簡単で簡単です。

また、通販などで購入することもできますが、パソコンのサイズに合わせて用意する必要があります。
通常のダンボールより割高ですが、大事なパソコンが損傷することを考えれば必要な出費でしょう。

全体のまとめ

もし、精密機器があるのなら運送を依頼する時にその旨を伝えることが重要です。また、引越しのように他の荷物がある場合には、最後に手渡しで精密機器であることを伝えると完璧です。

マッチングサイトの「軽のシゴトドットコム」を利用すれば、「精密機器有り」「精密機器の輸送」ということを伝えれば、その準備が出来るドライバーを選ぶことが出来て安心です。

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